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「a」と「the」冠詞の使い方

Sora
Posted by Sora on 2024/05/18 10:15:33

 

英語を学ぶ上で、冠詞は頭を悩ませるポイントの一つではないでしょうか。特に単数形のときの「a」と「the」の使い方に迷う方も多いでしょう。

 
 

目次
 
 

1. 「a」と「the」 の使い方

 

「the」は特定のものを指し、話し手と聞き手が共通の認識を持っている場合に使います。一方、「a」は不特定のもの、あるいはグループの一部を示す場合に使います。 

 

例えば、会議で以下のように言ったとします。 

【例】

I need a pen for the meeting. 

(会議にはペンが必要です。)                        

 

この場合、「a」を使っているため特定のペンを指しているわけではなく、ペン全般を指しています。 

 

一方、次のように言う場合は、 

【例】Can you pass me the pen on the table? 

(テーブルの上のペンを取ってくれますか?) 

特定のペン(テーブルの上にあるペン)を指しているため、「the」を使います。話し手と聞き手が、そのペンが何を指しているのか共通認識があるからです。 

      

2. 「the」 のイメージ

 

また、「the」は以下のような場合にも使われます。 

 

・一つしかないもの(the sun, the moon など) 
「世界に一つしかないもの=特定のもの」となるため、この場合は「the」を使います。 

 

・最上級を表す場合(the best ~, the most important~ など)  
最上級は、ある集団の中で最もその特徴を持つものを特定しているため、「the」が必要になります。
 

 

・楽器を弾く時(play the piano, play the guitar など) 

・国名に使う場合(the United States, the United Kingdom など) 

           

3. 「a」 のイメージ

「a」は基本的に数えられる名詞が単数であり、不特定のものを指すときに使います。 

下のような場合に、不可算名詞と共に 「a」 を使います。 

 

不可算名詞の個別の量や複数の量を表す場合  

・「a bit of」 (少量の) 
・「a piece of」 (一切れの) 
・「a [specific measure] of」 (特定の計量単位で表した量の) 

【例】

I got a piece of important information at work today.  
(今日、職場で重要な情報を少し得ました) 

He made a cup of coffee for his boss.  
(彼は上司のためにコーヒーを1杯入れました) 

Can I have a copy of the meeting agenda, please?  

(会議の議題のコピーを1部いただけますか?) 

      

まとめ

冠詞の使い分けには以下のポイントがあります。  

  1. ・特定のものを指す、相手と共通認識がある場合は「the」を使う

  2. ・初めて言及する場合や聞き手・読者に知られていない場合は「a」を使う

相手に物事をより的確に伝えるためにこれらの違いを意識してみましょう。

 

 

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