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「something」 と 「anything」の違い

Nicolas
Posted by Nicolas on 2024/03/05 8:19:01

「something」、「 anything」については中学校で早めの段階で学習し、単語としては簡単な方ではないでしょうか。しかし、実際に使うときには紛らわしく、混乱しやすいのが問題です。

 

多くの人は「something」、「 anything」のどちらも「なにか」と覚えるので混乱するのではないかと感じています。

 

みなさん、学校では「something」 は肯定文のみで使われる。「anything」 は疑問文や否定文で使われると学習すると思います。これは間違いではなく、基本的にはOKな考え方です。

 

しかし、学校を卒業して生の英語に触れると、実際には「something」を疑問文、「anything」を肯定文で使う場合も耳にすることがあると思います。日常会話や歌、ドラマなど。

 

ここで今回は、「something」と「anything」の違いについて説明していきます。

 


 

1. 肯定文での「something」と「anything」の使い分け

Something 「何か」

【例】 I want something to eat. (なにか食べたいです。)

Anything 「何でも」「どれでも」

【例】 I am hungry, I can eat anything! (お腹が空いた。なんでも食べられる!)

 

2. 疑問文での「something」と「anything」の使い分け

Something 

【説明】 返答が「Yes」になると予想している質問文使う

【例】 Would you like something to drink? (何かお飲み物はいかがですか?)

Anything 

【説明1】「Yes」か「No」の返事を求める時に使う

【例】Anything else? (他に何かご注文は?)

【説明2】「何でもいいから」と言いたい時

【例】Can you give me anything to drink? (何でもいいので飲むものをくれませんか?)

 

3. 否定文での「something」と「anything」の使い分け

Something 「何か」

【説明】否定文中で「something」を使うことができるのは、「something」を主語として用いる場合のみ。

【例】Something is not right. (何か問題があります)

Anything 「何も~ない」

【例】We don’t need anything.(何も要りません)

 
 
 

まとめ

  • 基本的には肯定文では「something」、疑問文・否定文では「anything」
  • 肯定文での「something」の意味は「何か」、「anything」の意味は「何でも」
  • 否定文での「anything」の意味は、「何も〜ない」
  • 疑問文での「something」 の意味は、「何か」
  • 疑問文での「anything」の意味は、「何でも(よい)」

 

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