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「get」を使った便利な英語表現

Sora
Posted by Sora on 2025/05/11 9:00:00

 「get」という動詞はとても使い勝手がよく、後ろに続く単語や文脈により様々な意味になることはみなさんご存じでしょう。では、「get along with」の仲良くなる以外の意味を知っていますか?今回は「get along withを含めた「get」を用いる表現を5つご紹介します。 

 

 


目次
 
 

1. 「get around to」 の使い方

 

「get around to」は、「取り掛かる」という意味で長く先延ばしにしていたタスクに最終的に着手するときに使います。遅延や先延ばしの後の行動を示すため、時間の経過を示す表現とよく一緒に使われます。「get around to + 動名詞(-ing)」の形で用います。 

 

 

【例】

I finally got around to writing the report. 

(やっとレポートの作成に取り掛かりました) 

2. 「get along with」 の使い方

 

「仲良くなる」など、他者との良好な関係性についての表現がよく知られていますが、ある状況や物事に対してうまく対応しているときにもこの表現を使うことができます 

 

【例】

She gets along well with all team members. 

(彼女はチームメンバー全員とうまくやっています)

I'm starting to get along with the new software system.
(新しいソフトウェアシステムに慣れてきました) 

3. 「get over」 の使い方

困難や問題を克服する場面で使用します。感情についても使用でき、例えば落胆から立ち直るときにも使うことができます。理解できなかったことを理解するに至ったときや、やりたくないことをやるときなど、山や谷を越えるイメージです。 

 

【例】  

The company got over the financial crisis. 

(会社は財務危機を乗り越えました) 

It took me a month to get over my anxiety.

(不安を克服するのに1ヶ月かかりました)

 

4. 「get by」 の使い方

「get by」は何とかやっていくという意味があります。最低限必要なリソースで状況に対処することを表現します。 

 

【例】  

We can get by with our current budget.

(現在の予算で何とかやっていけます)

 

5. 「get ahead」 の使い方

「get ahead」はキャリアや仕事で成功を収めること、前進することを表現します。山の頂点に立つようなイメージです。 

 

【例】  

She's determined to get ahead in her career.

(彼女は自分のキャリアで成功することを決意しています)

 

 

 

まとめ

「get around to」はようやくタスクに着手することを、「get along with」は良好な人間関係を、「get over」は困難の克服を表現します。「get by」は最低限の状態で維持することを、「get ahead」は成功や前進を表現します。  

 


 

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