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「問題解決」に関する表現まとめ

Sora
Posted by Sora on 2025/04/27 8:41:50

ビジネスシーンでは日々さまざまな問題に直面します。しかし、「この問題について対応します」「この課題に取り組みます」といった表現を英語で伝えようとすると、多くの方が戸惑いを感じているのではないでしょうか。「deal with」は知っているけれど、他にどんな表現があるのか、またそれぞれをどう使い分ければよいのか。今回は、問題解決に関する実践的な英語表現をご紹介します。 


目次
 
 

1. 「address」- 正式な対応・検討

 

addressは「取り組む」「検討する」というニュアンスがあります問題解決や改善のために、注意を払う際に使います。より形式的で、丁寧な表現としても使用可能です。経営層への報告や、重要な案件に対する組織的な取り組みを表現する際に適しています。 

 

【例】

We will address the issue of declining sales in today's meeting. 

(本日の会議で売上減少の問題について検討します) 

2. 「tackle」 - 積極的な取り組み

 

tackle」は、課題に対して積極的に取り組む姿勢を示す表現です。困難な問題に立ち向かうニュアンスを含みます 

【例】

Our team needs to tackle these customer complaints immediately. 

(我々のチームは、これらの顧客クレームにすぐに取り組む必要があります) 

3. handle」- 実務的な対応 

「manage」に近い意味で、状況や問題を「管理・制御する」というニュアンスがあります。実務的で具体的な対応を表現する場合に使用でき、人やモノを「扱う」「対応する」という意味も含みます。スキルや能力が関係する文脈でよく使われます。 

 

【例】  

I can handle the negotiation with the supplier. 

(私がサプライヤーとの交渉を担当します) 

4.「cope with」- 困難な状況への対処 

予期せぬ事態や困難な状況に対して、何とか対応するというニュアンスを持ちます。どちらかというと受動的な対応を表現することが多く、成功や克服よりも「耐える」「持ちこたえる」という意味を含むことがあります。 

 

【例】  

We are trying to cope with the sudden increase in orders. 

(急な注文の増加に対応しようとしています) 

5. 「deal with」- 一般的な対応 

問題や課題に「対処する」という意味です。最も汎用的な表現で、あらゆる状況で使用できます。 

 

【例】  

I will deal with this matter by the end of today. 

(この件は本日中に対応します) 


 

まとめ

問題解決の表現は、状況や文脈によって使い分けることが重要です。 「address」は最も形式的で公式な対応を示すことができます。一方、「tackle」は問題に対して積極的かつ挑戦的に取り組む姿勢を表現します。「handle」は、実務的で具体的な対応や管理を意味する動詞です。「cope with」は、困難な状況や予期せぬ挑戦に対して、何とか対処する、耐える、持ちこたえるというニュアンスを持っています。最後に、「deal with」は最も汎用的で幅広い状況で使用できる表現です。 

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