ビジネスシーンでは日々さまざまな問題に直面します。しかし、「この問題について対応します」「この課題に取り組みます」といった表現を英語で伝えようとすると、多くの方が戸惑いを感じているのではないでしょうか。「deal with」は知っているけれど、他にどんな表現があるのか、またそれぞれをどう使い分ければよいのか。今回は、問題解決に関する実践的な英語表現をご紹介します。
目次
【例】
Our team needs to tackle these customer complaints immediately.
(我々のチームは、これらの顧客クレームにすぐに取り組む必要があります)
「manage」に近い意味で、状況や問題を「管理・制御する」というニュアンスがあります。実務的で具体的な対応を表現する場合に使用でき、人やモノを「扱う」「対応する」という意味も含みます。スキルや能力が関係する文脈でよく使われます。
【例】
I can handle the negotiation with the supplier.
(私がサプライヤーとの交渉を担当します)
問題や課題に「対処する」という意味です。最も汎用的な表現で、あらゆる状況で使用できます。
【例】
I will deal with this matter by the end of today.
(この件は本日中に対応します)
まとめ
問題解決の表現は、状況や文脈によって使い分けることが重要です。 「address」は最も形式的で公式な対応を示すことができます。一方、「tackle」は問題に対して積極的かつ挑戦的に取り組む姿勢を表現します。「handle」は、実務的で具体的な対応や管理を意味する動詞です。「cope with」は、困難な状況や予期せぬ挑戦に対して、何とか対処する、耐える、持ちこたえるというニュアンスを持っています。最後に、「deal with」は最も汎用的で幅広い状況で使用できる表現です。

クイズ ④

leave comments