フラッシュカードの復習枚数が、急増したことはありませんか?😱
私は何度もやらかしました。
今日は、復習を上手くコントロールするための要点を共有します。
これはCardemyアプリだけの話ではなく、間隔反復(SRS)を使うアプリならどんなものでも当てはまるポイントです。
SRSはとても強力な学習方法です。忘れる直前に最適なタイミングで復習ができるので、学習スピードが何倍にもなります。
でも…両刃の剣でもあります。使い方を誤ると、ブーメランのように顔面に直撃します。
学習者がよくハマってしまう2つの失敗を見てみましょう。
危険シーン①:最初の数日が順調すぎるとき
私は2012年に日本語学習を始めたとき、Ankiアプリで「1日の新しいカードを30枚」に設定しました。かなり多いですね。
なぜそこまでしたか分かりますか?モチベーションが高かったからです。何週間も準備して、10枚じゃ全然物足りないと感じていました。エネルギーも有り余っていました。
その結果…すぐにブーメランが戻ってきました 😅 よくあるパターンです。
・1日目:新規15、復習0。楽勝。学習時間:〜10分
・2日目:新規15+前日の復習15。仕事量2倍。学習時間:〜20分
・14日目(早送り):新規15+復習45。初日の約4倍。学習時間:〜40分
翌日以降、脳がこの長時間セッションの「しんどさ」を覚えていて、やりたくなくなってしまいます。そこで多くの人が学習を止める、または復習を飛ばし始めます(そのまま危険シーン②へ 🙁)。
最初はロケットのように飛び立っても、1か月もすれば空中分解。これが典型です。
危険シーン②:数日スキップしてしまったとき
ある学習者「みおさん」の場合。彼女は4週間、毎日「新規15枚」を継続。とても良いスタートを切りました。素晴らしいことです。
週末、ソウルへ旅行。チキンにビールと最高の時間を過ごします。
その後東京へ戻る機内で、2日間カードを触っていないことに気づきます。
アプリを開くと…復習120件に新規15件が予定されていました 😱
バーンアウト。
教訓:たった2日のスキップだけでも、モチベーションに対して致命的になりえます。
この2つのシーンを避けるための4つのコツ
#1 新規カードは控えめに
・最初の数日は復習すべき量が少ないので、つい大量追加しがちです。でも後で自分の首を締めます。
・序盤は少し多めでもOK。ただし復習量が増え始めたら徐々に新規を減らし、学習時間が「快適ゾーン」に収まるように調整してください。
【Cardemyアプリでのヒント】フィードから新規カードを1枚ずつ選べます。日ごとに微調整しましょう。
#2 まず復習から
・新規より先に復習。覚え直せない状態で新しいものを増やしても意味がありません。
・重いと感じたら、新規はゼロでOK。その日は復習だけにしましょう。
【Cardemyアプリでのヒント】新規の学習量に圧倒されそうなら、フィードを見ずに「復習」ボタンへ直行。
#3 毎日の復習を切らさない
・休むのはOK。でも完全に止めないでください。記憶は一時停止できません。
・時間がない日は、復習の一部だけでもやる。新規カードはスキップ。
・積み上げた習慣は宝物。一度切れると、再開が一気に難しくなります。
・忙しい日は5〜10分だけ確保して、復習の半分だけでも実行して、習慣を途切れさせない。
【Cardemyアプリでのヒント】メール+プッシュ通知で、一番安全な時間にリマインドを設定。連続学習日(ストリーク)を守りましょう。
#4 楽しくないカードはすぐ止める
・相性の悪いカードはあります。無理して時間を溶かすより、一旦外しましょう。大事な語なら、別の文脈や実際の会話でまた出会えます。
【Cardemyアプリでのヒント】同じ単語で文脈だけ入れ替える、または「一時停止」でデッキから外すのが手です。
上記のコツで、復習のトラブルを上手く乗り越えていただければ嬉しいです。
アプリでいただくフィードバックでも、このような悩みは本当に多いと感じています。
もし共感したり、似た経験があったりすれば、ぜひ教えてください。みなさんの声が、新機能をつくるヒントになります。(「ストリーク保護」機能を望む声もあります。どう思いますか?🤔)
マインダーの時間は設定ずみですか?
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